テーピングの効果は固定だけじゃない！？ | 横浜・戸部の【岩亀鍼灸整骨院・整体院】女性スタッフ常駐、肩こり、腰痛の痛みに

「ぎっくり腰」になってしまったことはありますか？？

重い荷物を持った瞬間に腰に激痛が…

ちょっと床にある物を拾おうとしただけなのに…

と、「ぎっくり腰」はある日突然やってきます。

普段運動をしている人や若い人でもなる可能性のある「ぎっくり腰」は、急に起こった強い腰の痛み（腰痛）を指す一般的に用いられている名称（通称）で、病名や診断名ではありません。

正式名称は「急性腰痛症」といい、いきなり腰が痛くなり主に短期間でおさまる腰痛のことをさします。

何か物を持ち上げようとしたとき、腰をねじるなどの動作をしたときなどに起こることが多いですが、朝起きた直後や何もしないで起こることもあります。痛みの原因として多くは腰の中の動く部分（関節）や、軟骨（椎間板）に許容以上の力がかかってけがしたような状態（捻挫、椎間板損傷）、腰を支える筋肉やすじ（腱、靱帯）などの柔らかい組織（軟部組織）の損傷などが考えられます。

ぎっくり腰にテーピング

ぎっくり腰の場合、治療の一環としてよく使われるのが伸縮性のある「キネシオテーピング」です。

キネシオテーピングとは、人間の健康な筋肉の伸縮率に近いテープを動かすと痛い部分に貼り、動かしづらい症状を施術、改善するといった根施術法です。

テーピングをすると筋肉（皮膚）の下に隙間ができ、皮下の筋膜に対する【筋膜マッサージ】に類似した効果をもたらすので筋膜の緊張度が低下します。その結果、局所にたまっている血液やリンパ液の流れが良くなり、新陳代謝がUＰし自然治癒力が高まります。血液の流れが良くなると酸素や栄養も体の隅々まで行き渡るようになり、疲労の回復も早くなります。特にどこかが腫れたり痛んだりしていなくても、少しだるさを感じたた時や疲れがなかなかとれない時、冷え性にお悩みの場合にも効果的です。
また、皮膚面にテーピングを貼り付けると痛みが軽減するのは、ゲートコントロール・メカニズム（痛みのゲートを閉じ、痛覚を抑制するメカニズム）が働くためであり、痛みを抑制することで悪循環の連鎖を軽減する事ができます。

テーピングは固定するだけでなく、貼るだけで筋肉の痛みや凝り、ケガや手術後の内出血、浮腫、青あざなどを早く改善することができるのです。

このように伸縮タイプのサージカルテープやキネシオロジーテープを用いてのセルフケア法は、痛みの悪循環を断ち切り、良循環に誘導するきっかけになります。

より早い治癒を目指して治療と一緒にテーピングを活用していきましょう！！